水飲みトレーニング

今日は、飲み水の話です。
今まで、ぽんずとかぼすにはこの給水器で水をあげていたのですが、最近、ぽんずが水を飲むとよく『けほっ』とむせ気味になるのです。

加齢のせいか、肥満で食道の周りに脂肪がついてしまったのか・・・いずれにせよ、上を向いて水を飲むとむせやすいのかなと思い、皿で水をあげる事にしました。

今まで何年も同じ場所にあった給水器がないので、ぽんずも最初は『あれ？』って顔をしていましたが、すぐに皿で飲んでくれました。

『ごくごくごく』

この飲み方だとやはり『けほっ』っとむせる事は無いようです。

一方、困ったのはかぼす。

いつものように水飲み場までやってきますが、どうしてよいのかわからず、頭にいっぱい『？』マークを付けてしまっています。

「かぼす、これがお水だよ」と言いながら飲ませようとしますが、びびり屋のかぼす、怖がって皿に近づく事ができません。

すると、ぽんず母さんがやってきて『ほらかぼす、こわくないよ』と見本を見せるのですが・・・

かぼすも興味深そうに見てはいるものの、口を付けるまでにはいたらず。

さて困りました。
かぼすだけ給水器であげてもよいのですが、この先給水器が無い場所で過ごすような事もあるかもしれないし、やはり皿で水が飲めないのはいかがなものかと・・・。

そこで、氷を手に取ってかぼすに舐めさせてあげました。
かぼす、氷はわりと好きなんです。

そして、徐々に氷を舐めさせながら手を皿の方に持っていき・・・

皿に氷を落とすと、そのままかぼすも顔を近づけて水を飲み始めました！

『かぼす、お水飲めたぽんずね！』

ぽんずも、嬉しそう。
なんだか、自転車に初めて乗れた子供を見守るお母さんみたい😆

その後、氷作戦を何度か繰り返し、皿の中の水にどんどん慣れさせてあげました。

ごくごくといっぱい、水を飲むかぼす。

そしてついに、何もしなくてもいつもの場所で自然と水が飲めるように。

やったねかぼす！

しかし思ったのですが、かぼすが生まれてぽんずのお乳を飲まなくなってから、何も教えなくても給水器で自然と水を飲んでたんですよね。今考えると不思議です。たぶん、水の匂いを本能的に嗅ぎ分けていたんだと思いますが、給水器で水を飲むって、わりと難しくありませんか。舌で丸っこいやつをコロコロ転がさないと水が出てきませんし。何でできたんでしょうかね？

あの時も、ぽんず母さんが教えてたのかなあ？

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